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I want to... Dream as if I'll live forever. Live as if I'll die today.
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そういえばこのブログ、携帯からでも更新できたな、と思い出してぽちぽち。今日は短く。

私が書く詩はある意味私小説っぽいよなぁと常々思ってるんですが、たまに、読んだ・見た作品への感想がわりに詩を書くこともあります。
ちゃんと言葉にするのは難しいしもどかしいし、だったら、強く感じた印象を膨らませていっこの詩にしちまえ、と、まあ、そんな感じです。

「モンスター・マザーのひとりごと」は、映画『おおかみこどもの雨と雪』と『KOTOKO』を観た印象が私のなかで混じり合って、あと、多分多少は自分自身の感情も合わさって、書いたことばです。
全く正反対な雰囲気の映画だけども、だけども、うん。

KOTOKOのラストシーンは本当に美しかったな。たったあれだけのことなのにね。

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なんというか…お久しぶりになってしまいました、風野です^q^
こんなはずでは…っこんなはずではなかったんですがばたばたしてたらなぜか…!
8月ももう20日なんですってわぁ怖いですね奥さん宿題という悪夢的プレッシャーがそろそろ夏休みの小学生たちにひたひたと忍び寄ってくる頃ですねわあ怖いですね以下略

閑話休題!

しきりなおして、改めて、遠野旅行記の続き、いきます!
遠野二日目、八月三日の朝から昼過ぎにお宿に着くくらいまで。
追記からどうぞー。


 

一匹の魚が泳いでいる。
私は水族館にいる。私は天井まで届く巨大な水槽を見ている。
その中を、青い光に包まれた一匹の魚が泳いでいる。
他には誰もいない。
広大な空間の中を、彼(彼女?)は一人きりで泳いでいる。宛もなく、

ふいに、尾を閃かせて、彼(ということにしておこう)が、私の方へ近づいてきた。
透明な壁に、彼はぶつかることもなく、またひらりと青い光の中へ戻っていく。
彼は、私よりもずっと大きかった。青灰色の肌が美しい。水中に差し込む人工照明の網を軽々と潜り抜け、彼は泳ぎ続ける。ひらりひらり、もがくように身をくねらせている。

彼の、口の辺りの皮膚が、つ、と裂けた。泳ぐほどに、皮膚はめくれていく。皮膚の切れ間から、青みがかった肌色が覗いている。彼の身体がぼこぼこと歪む。口があった場所から、指先が逃れ出た。とたん、押し広げるように、彼の皮膚が大きく裂けた。彼の魚の形が崩れ、さっと後ろへ逃れていく。腕が伸ばされ、頭と胸が逃れ出た。滑らかな、鱗一つない顔がこちらを向いた。瞼は閉じられている。今、彼の皮膚は背鰭の終わりのあたりまで、めくれあがり、後ろに棚引いている。しなやかな尾だけが、もがいている。
彼の目が開いた。力なくぶらさがっていた腕でなんとか水を掻き、泳ぎ始める。異変にはすぐ気づいたらしい。尾の方を振り返った彼の表情が恐怖に歪む。彼の身体は、未だ、腰の下から魚にはっくりと飲み込まれている。脱ぎ捨てようといくら尾をくねらせても、彼の足は食べられたまま、別の世界に留まっている。

青く巨大な水槽に、ひとりきり、彼が泳いでいる。
空から降りられなくなってしまったように。
もう、彼は何処にもいけない。









ここからの文章は全て独り言の覚え書きです。


心象スケッチは物語と呼べるのか否か私は分かりません。
でも、私はこれは物語だと言いたいのです。
伝えるべきメッセージなど何もなくても。
アレゴリーも読み解く象徴すらも何もなくても。
意味を与えたとたんに崩れ去る物語もあってほしいと思うのです。
私達の世界の全てに意味があるなんて意味を持たないものが何もないなんて私には信じられない。


昨日の深夜に殴り書いた下の記事が乱文すぎて怖くて読み返せない(^q^)
なんか色々ずらしてしまったような気がするぞ…


自分の考えたこと言葉にするって本当に難しい…
言葉に逆に振り回されてるような気がする…

私、日記に誰かと遊んだとか誰々がこんなこと言ってたとか、全然書かないのな
たまには書いてるけど、本当にたまにだなあ



いい加減にカメレオンは卒業したいのにな

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