忍者ブログ
I want to... Dream as if I'll live forever. Live as if I'll die today.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まっさおだ…

もう夏なんだなぁ…



PR
 
歌声が彼方彼方まで響きゆくように
私たちの声が聞こえていますか


どうかせめて幸せな夢が
あなたを優しく包んでくれますように


白い花の中で
時を止めた あなたは
薄い硝子の壁の向こう
別の世界に いるようで
其処には誰もいないのだと
ただ淡々と時が言う

真っ白な花園に
朗々と響く悲しい祈り
涙の流れる川岸は
深く深く沈み往く
そんな場所 きっと寂しいでしょう


声を枯らして 祈り声
涙を空へ捧げましょう
伸ばした腕の先に見る
あなたに似合う あの蒼へ


光り輝く太陽の下
あの青い青い空の下
弾けるような歌声と
笑顔があなたに 在るように

あの青い青い空の遥か向こうの
私たちが帰る場所へ

光の満ち溢れる場所へ


あなたの声も 想いも 何も
私には 聞こえないけれど
こぼれる涙の木霊さえ
消えた世界の向こうがわ

どうか
あの蒼の彼方で
あなたが笑顔であるように
力強く 走り続けているように


傲慢と呼ぶような祈りでも
少しでも
あなたへと届きますか


この蒼の続く場所に
きっとあなたがいるのなら
その笑顔が輝くことを
どうか
ずっと 祈ってる


幸せな世界が
幸せな空が
どうかあなたに在りますように
伸ばした腕の彼方
どうか幸せな夢が
あなたの笑顔に在りますように





(ごめんね)


(ありがとう)


(さようなら。)
 
身内以外のお通夜にいくのは初めて、です。

夕焼けが綺麗なのがせめて良かった。
雨だったら悲しすぎるよ。
寂しい場所で、ありませんように。




明日、あの子に何を渡そうか考えて考えて、
結局、絵と言葉しか思いつけませんでした。

相変わらず、まだ実感は、ないままだけど。
またね。
また、いつの日か。




暖かく幸せな絵本の中へ
心を閉じ込めた夢を見たのよ

空ろな瞳で笑うあなたの
こころは何処へ置き去りか
遠く遠く暗い暗い
真っ暗な表紙の絵本の中へ

嵐のように流れる世界から
耳を塞いで 絵本の中へ逃げ込んだ
陽だまりの池のような
暖かく
幸せな夢の中

永遠に覚めない幸せな夢なら
現実と名を授けましょうか?


時間の止まったぬくもりの中
ずっとずっと夢に見ていた
絵本の中の小さな世界




「ああ、これが私の」




心を痛ませるもの全てを
黒いインクで掻き消して
なんて美しい夢の世界
いつまでも いつまでも
夢に見た 美しいままに


時の止まった………






流れない世界
彼女は夢を見る
朽ち果てていく心から
零れ落ちる黒い血も 咲き乱れるまだらな花も
白く浮かぶ泡の模様 めまいを呼びおこす香りさえ
気づいた時には夢の跡

聞こえる
本当の世界の
美しい歌声が
塞いだ耳を貫いて

本当に美しかったのはどの世界
外へ押し出したはずの世界は
いつからか入れ替わる
夢の果て


あの日心から締め出した あんなに醜い後姿は


「ああ、あれは、私の」





本当に 美しかったのは どの世界
朽ち果てた心で立ち尽くす
黒い涙はくずおれながら
夢を呼びもどそうと
いつまでも


「私の歌う愛の歌」
「いつか朽ち果てた 偽りの歌」
「流れる世界の裏側で 奏でられてた歌声に」
「もう 二度と届かない」




「全ての憎しみを私に向ければ」

(もういちど)

「全てを 愛することができますか?」





浸みた涙の底に沈めた
真っ黒な表紙の小さな絵本
悲しい物語は綴られる

そう、永遠に、永遠に










気持ちが後ろ向きになると自己嫌悪系ソングばっかり降臨します。
…あああもう今日は寝よう……。

ちなみに下の記事のこととは直接的な繋がりは全くないです。ねんのため。
あ、でも、下のことでいろいろ考えてたらいつの間にか後ろ向きになってた訳だから、
ものすごく間接的には関わってるのか…?




本当の世界から目を背けて、
時を止めた飾りの世界へ逃げ込んで、
なのに心はいつか腐り果てていて、なりたくなかった自分になっていて、
流れていく本当の世界の歌声のがずっとずっと美しいって気づいたとき。
自分の心のあまりの小ささや醜さやにせものぶりに、
泣きたくなる日も、あるのです。

全ての憎しみを自分に向けてしまえば、外に向ける憎しみはなくなるっていうのは、
少し前までの私の無意識下の持論。
自分を世界の一番下に位置づければ、それ以外はみんな輝いて見えるよ、そりゃあ、ね。
でも、やっぱりきっと、それは何か違うことだと思うから。

自分をひたすらに憎んで生きていく人生なんて、きっと悲しい。
……最後に、後輩のあの子に、伝えたかったな。
なんてね。
84  85  86  87  88  89  90  91  92  93  94 
忍者ブログ [PR]