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I want to... Dream as if I'll live forever. Live as if I'll die today.
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なんというか…お久しぶりになってしまいました、風野です^q^
こんなはずでは…っこんなはずではなかったんですがばたばたしてたらなぜか…!
8月ももう20日なんですってわぁ怖いですね奥さん宿題という悪夢的プレッシャーがそろそろ夏休みの小学生たちにひたひたと忍び寄ってくる頃ですねわあ怖いですね以下略

閑話休題!

しきりなおして、改めて、遠野旅行記の続き、いきます!
遠野二日目、八月三日の朝から昼過ぎにお宿に着くくらいまで。
追記からどうぞー。


 



遠野二日目の朝。
美味しいパンとか自家製ブルーベリージャムつきヨーグルトとかをのんびり頂きつつ、
オーナーさんと駅まで送迎していただく時間の相談をしていたら、
いつの間にか「じゃあ駅まで送迎ついでにビルさんも一緒にちょっと遠野観光しましょうか」という流れに…!

「今日はどちらまで行かれるんですかー?」
「んーと、昨日デンデラ野とかいったんで反対方向の続石を見に行ってみようかと」
「レンタサイクルですかー?」
「いやあちょっとまた遠そうなのでバスに頼ろうかなぁと…」
「じゃあそれにあわせて送迎しますよ。バスの時間分かりますか?」
「えーと…」

「…一日一本ですね……」

多分このあたりから何かおかしくなった


最初は申し訳ないしそれは流石に…!とか思ったはずなんですが、
それがいいですよーと夫婦揃ってお勧めしてくれるオーナーさんのお言葉に甘えて、お願いすることにしました。
これをまあいっか精神と呼ぶわけですがまあそこは置いといて…!

ちょうど午後10時過ぎくらいだったかな、に、
従業員の猫の皆さんと真っ白なわんこさんに挨拶もさせてもらいつつ(可愛かった´∀`*)チェックアウト。
…しかも割り引いて頂いてしまいました。一人なのに12畳部屋しか用意できなかったからって、それは私が前日予約とかいう暴挙に出たからです奥さん…!
……ありがたく割り引いて頂きました。

なんか改めて書くと自分の精神が太すぎてギャァアな気分になってきたんですが…!
うう…とにかく、くら乃屋さんのオーナー夫婦さんはすごく親切で優しい方でした。マジで。

げふげふ。
改めて。
今日から青森に向かうというビルさんと、オーナーさんと一緒に、
観光スポットの「続石」に向かいます。
オーナーさんに通訳してもらいつつ、色んなことをお喋りしてたら、あっという間に続石のある山のふもとに到着してしまいました。
道中では、観光マップに乗ってないような小さな神社の鳥居や石碑もちらほら見かけました。
ほんとに遠野ってこういうのが沢山残ってるんだなぁとしみじみ。

そうそう、さっきから書いてる続石ってなんぞやといいますと、
とてつもなく大きな岩が、まるで神社の鳥居のような不思議な形に積みあがっているものです。
神様の遊び場だったとか、弁慶が持ち上げたものだとか色んな逸話があるもの。

続石までは、結構険しい山道を登っていくことになります。
体力の無い(以下略)なので、またもぜえはぁ言いつつ、杖を片手に登ります。

100803_1035~01.jpg

すごい緑の匂い。
笹がたくさん生えてたのが印象的でした。

100803_1042~01.jpg

登る登る。
時々続石を見終わって降りてくる観光客さんとすれ違う。
ちょっと挨拶したり。
こういうところだと自然に挨拶が出るんだよなぁ、不思議。

100803_1037~01.jpg

思わず立ち止まって見入ってしまった大樹の根。彫刻のよう。

ビルさんも、カメラ片手にちょくちょく立ち止まって写真を撮っていたので、
本当にゆっくりゆっくり登っていきました。
私が先頭だったので、遅くないかなーもっと早く先に行きたいんじゃないかなーとか思ってたら、
トレッキング経験のあるビルさん、「もっとゆっくり登った方が疲れないよ」と。
なるほど…

前方に続石が見えてきたときは、思わず声が出てしまいました。ふー。
濃い緑の中に、小さな水の流れとか、名前のついてない岩とか、
泣き石とか、色んなものがあって、ほんとに不思議な場所でした。

そして、その続石、大きすぎて携帯のカメラに入りきらない…!



これがめいっぱいでした。うう、もうちょっとちゃんと撮りたかった。
実は、この巨石、右の岩にしか乗ってないんです。左の岩との間には、狭い空間があります。くっついてない。
呆気にとられるというか…なんというか。

もっとゆっくり、見たかったなあ。


帰り道は下りなので割りとトントン拍子。
昨日ごちそうになったささやかなお礼に、笹舟を作ってビルさんに渡したら喜んでくれました´∀`*


山の中だけあって、帰り道のど真ん中にオオスズメバチが鎮座していて硬直したのは別の話な!!←←
弱ってたのか飛べないみたいでなんとかそろそろ横を通り過ぎましたが!
なんでこんなに蜂と縁が深いんだろう今回の旅は…気にしすぎか…そうなのか…。

ちょっとのんびりしすぎてしまってオーナーさんには申し訳なかった…;
今度行くことがあったら、頑張って自転車で行って、のんびりしてようかなあ。


さてさて、続石の次は、恋愛の神様、卯子酉様を見に行きます。
続石から車でまたあっという間!
車道や民家のすぐ近くにあるので、ちょっと不思議な感じ。

すぐ近くにまた別の神社があるとのことで、そっちにも寄り道したりしつつ。
私は石段登り(これがまた石そのままって感じで危なっかしいんだ…!)にひーひーしてましたが、
オーナーさんとビルさんは結構元気にひょいひょい登っていかれるんだこれが…!
というかオーナーさんがカメラ片手に一番楽しそうだったような(笑)
遠野大好きなんだなー…

山の上にある神社は静かで誰もいなくて、道のいたるところに石碑がありました。
「山神」と書かれた石碑がたてられた場所は、以前山の神様との遭遇があったとか祟りがあったとか、そういうところ…らしい。
山の上まで、ふもとを流れる猿ヶ石側の水音が響いてました。

で、下山して、卯子酉様へ!



幻想的な世界!
オーナーさんいわく、「ここって結構なパワースポットらしいんですよね」とのこと。
霊感ゼロな私は何も感じなかったんですが(←)、確かにそうなのかもなぁと。
だって、この赤い布切れ、ほぼ十中八九で恋愛の願いごとが書いてあるんですもん。
そりゃあ気も集まるだろうなあ。

ちなみに、左手だけで結べたら願いが成就するらしい、とのことで、
私も一応結んできましたよ(ニコッ)
好きな人からしていないんですけれども(ニコッ)
まあ、そこはね!気にしたら負けだよね!


…ふう……(遠い目)


その後は、また少し車で移動して、卯子酉様の割とすぐ近くにある五百羅漢という場所へ。
今から250年くらい前、の大飢饉の餓死者を供養するために、
山の中の自然石に羅漢を刻んだもの……が、たくさん転がっています。
転がっているって表現だとなんか変だな…うーん。
…たたずんでいます?



そのうちのひとつ。
石にうっすら刻まれた絵のようなのが見えますか、ね…?
これを一人の人が、五百近く、彫っていったんだそうです。



積みあがる石の数々。
このあたりの石ほとんど全部に、羅漢が描かれています。
湧き水が出ている石の傍に、小さな祠も置いてありました。


とりあえず、オーナーさんとビルさんとの遠野観光はここまでで、
ここからはまっすぐ駅へ向かいます。
かつて河童がたくさん住んでたという猿ヶ石川が岩手にどんな風に広がってるのかとか、
そういうお話も聞かせていただいたりしつつ…あっという間に到着。
くら乃屋のオーナーさん、本当にありがとうございました´`*

青森へ向かうビルさんとも駅前でお別れ。
最後に、メールアドレスだけ交換して、笑顔でさよならでした。
またお会いすること、あるのかなあ…
ダンディで旅行好きなビルさんのことだから、きっとねぶた祭りを満喫されたんだろなー。
またどこかでお会いできたら面白いなあ。


さて。ちょうど駅についてお昼頃の時間帯だったのですが、
荷物を抱えてるわけにもいかないので、今日お世話になる福山荘さんの方へ。
駅から歩いて3分ほどの、古い家のつくりをそのまま生かした民宿さんです。

ロビーでは何故かまたも猫にお迎えして頂きました…
しかも三匹。

「(可愛い…!)飼われてるんですか?」
「いやぁー居ついちゃってねえー」
「!?」
「三家族くらい…」

遠野すげえな…!(?)


ちょっと早いけど、ってことで、チェックインもそのまましてもらいました。
なんだか随分緩い雰囲気のお宿で、のーんびりした空気がふわふわしてました(笑。
どっかに座敷わらしいないかなぁと思えてしまうくらいの。
お部屋はこんな感じ。



明るくて良い感じのお部屋でした!

さてさて、まだ二日目はお昼を回ったところなんですが
流石に書くのが疲れてきたのでそろそろ投稿します^q^
た…多分もう三分の二は来た…はず…!

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