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I want to... Dream as if I'll live forever. Live as if I'll die today.
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拝啓――



その手は開いて

時に握りしめて

強く震えて

それでも開いて

細い腕に

細い脚に

日に焼けた夏の影と

旅のハミングを

風を切って

時に倒れて

クローバーの海に浮かんで

北風の泣き声にも

耳を塞がないで


頼りないおなかで

歌声を張り上げるように

鼓動は

夢と現実に

休むことなく

痛みと愛しさを

拒まぬように


曇る眼鏡は

洗うのを忘れずに

乾いた瞳は

雨を忘れずに


硬い頬

心の水面に

蓋をすることなく

そしてどうか

唇に物語を

誰かの名を

物語を。

 

小さな手のひらに

人の手を

弱い足裏で

大地に強く

道に迷い

立ち止まり

うずくまり

眠りに沈んでも

やがてくる朝の風

目覚めの

言葉を





言の葉の

揺れる水面

底に沈めたビー玉を

ひび割れたガラス玉を

忘れないで

置き去りの

あの日の木漏れ日を

織り込んだ

小さなものを



汚れた手

嘘だらけの

花束を抱いても

霧に覆われた

揺れる瞳も


弱い足の裏で

クローバーの空

佇んで


あの朝日に





「おはよう」

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大学のパソコンからこんにちは、風野です。
ちょこっとだけ日記更新。
キーの感覚が違うせいでさっきからタイプミスが酷いんですがまけない…!

それにしても…んー……、日常のふとしたこと書こうとしても、
たいていはもうツイッターで書いてしまってるので、つっかかりますね、やっぱり。
スペイン語やばかったとか演習のレジュメやばかったとか、
大学の隣の「moDeL T」っていうカフェがすごくいいところだったとか
なんだかんだネタはあるんですが。

という訳で、必然的に読書記録と創作メモになりつつあります、このブログ←
いや、違うんですよ、昨日たまたま大学の近くで古本市やってたからいけないんですよ…!
河合隼雄さんの「日本人とアイデンティティ」、
上橋菜穂子さんの「狐笛の彼方」、向山貴彦さんの「童話物語」買ってしまいました\(^^)/
「日本人と~」は昨日今日で読了しました。おもしろかった!
心理療法家の方からみた、日本人と西洋人の違いとか。
ファンタジーとか童話(児童文学)にも言及されてるので、
児童文学好きな人にはお勧め。
…え、感想「おもしろかった!」だけかよって、
いやその、書いてたら普通に一時間くらいかかりそうっていうかめんどくs(××
自分の中の印象を言葉にまとめるのって難しい…

んーと…河合さんは、この本の中で本当に色んなものに言及されてるので、
とりあえず児童文学について一言だけ言うなら、
私は河合さんの児童文学へのまなざしの向け方がすごく好きです。
知識不足で、わからないものがまだたくさんあるけど、
でも、好きです。

今度再読するときはいろいろ書き込みもしてみようかしら。



更新ついでに今日のこと。
なんか、尊敬する人の前に出るともう完全にあがっちゃって、
何言いたかったんだかもふっとんでしまうのってどうしたら治りますかね(×
いろいろ…いろいろお聞きしたいこととかあるのにフリーズするんだ…orz
完璧に片思いしてる中学生状態です本当にありがとうございました。
…がんばれよ……

胸はって目きらきらさせて先生としゃべってる学生さん見るにつれ、
かっこいいなあ、いいなあ、とか思ってしまうのでした。
まず目が見られないんだよ…砂になりそうだよ…



大学の授業の影響で、最近、ちょっとだけ、詩について考えることが多いです。
あくまでも普段に比べて、ですが。
詩人になる人って、やっぱり、なりたくてなる人が一番多いのかなあ。
なんか、気がついたらなってた、って人がいるような変なイメージがある。
どっから出てきたんだろ、このイメージ。





そろそろロビーが冷えてきたのでひとくぎり。
なんで今日こんなに寒いんだろう…4月下旬になってダッフルコートとかもうね…

そんなことはさておいて。
今週、なんかやたらいろんな友達と会ってるような気がします。
サークル辞めて時間が出来たおかげでもあるんですが。

ちょっと、最近、自分の中で対人関係がないがしろになってるという、か、
本読んだり勉強したりで内へ内へ向かう傾向が強くなりすぎてる気がするから、
自戒をこめてちょっと走り書き。など。
すぐ忘れちゃうから、なあ
 
ここ一週間の読書メモなど。

「天と地の守り人」上橋菜穂子
全く感想に出来る気がしない。すごいとしか。
ぶわあって膨らんで最後の一点に収束していくのがすっごく気持ちいい。
本当に、どうやったらこんな物語が書けるようになるんだろ?
いちいち目や耳に浮かぶ。ページ捲る手が止まらない。
バルサといいチャグムといいタンダといいトロガイといいシュガといいみんな素敵すぎる。
タンダみたいな人がいたら間違いなく惚れてる。(×
こういうハイファンタジーを書けるようになりたい。すっごく。
児童文学とかファンタジーと一口に言っても、
やっぱり面白いもの、あまり面白くないもの、多々あると思うんですが、これは、大当たり。
すっごく嬉しい。大当たりのファンタジーを読めた時ほど嬉しいことはない。
読み終わった後の第一印象が「終わっちゃった…orz」だったなあ・・・。

「コルカタ」小池昌代
インドを旅しての詩集。ちょうど去年の春にTVで旅の様子を見てたんですが。
というか、この方、自分の大学でも教えてらっしゃるんですが。
読み終わって、溜息のあと、あー、インド行ってみたいなー、と、しみじみ。
詩についての感想は、んん、難しいんですが…
喋るように語るように、優しい語り口の詩なので、読みやすく親しみやすく。沁みやすく。
でも、物足りないって思っちゃう人はいるかも。
私は難しい現代詩よりはこういう詩の方が好きだったりします…

書き手が旅することで何を生めるのか、に期待して買った部分も少しだけ。
答えはまだ見えず。
理由探しちゃいけないのかもな。


「言いたいことが言えない人」加藤諦三
す ご く し ん ど か っ た
加藤さんの文章は、なんでか読んでてすっごく疲れます。
べっこり凹んで、で、どうすればいいの?ってなっちゃう。
とりあえず7割くらい当たってましたが、そういう風に思いたくない、ってのも多々。
恥ずかしがり屋の人の周りに集まってくるのはいじわるな人ばっかりだとか、
両親がどうのこうのとか。なんか生理的にあわない。
でも同じくらい図星も多いんだ、これが……ああ……

高校入学当初、あんなに人が怖くて仕方なかったのは、
私の場合、親がどうこうっていうよりは、中学の時の経験の気がするんだけどな…
ていうか、これ、一切思い当たるとこが無い人なんていないだろー…


「続・吉原幸子詩集」吉原幸子
小池先生がお勧めしてたのもあり、手にとってみたら結構面白かった。
あー、もうちょっとゆっくり読んでおけばよかったな……
ちょいちょい琴線にひっかかる詩もあったんですが(´`;)写しとけばよかった


「NO TRAVEL NO LIFE」須田誠
下の記事でバレバレなとおり、迷走中なので、すがるように引っ張り出してきた一冊。
受験中にしょっちゅう読んでた愛読書。もとい写真集。
行きたい、生きたい。
また読み返そうかな……





課題図書読んでたりで、カラマーゾフ止まってます\(^o^)/
読みたい本が増える一方だぞぎぎぎぎ
 

 
引き返したい、ってどっかで思ってる自分がいる気がしてモヤモヤん。
フェードアウトしてたまるか



夜寝る前にコーヒー飲んでしまったせいで、全く眠れそうになくなってしまいました…。
いや、その、どっちにしろ課題が残ってるので終わるまで眠れないんですが。
明日も1限からだってのに!まったくもう!


さてさて。
ばたばたしてたらいつのまにか2年生になって一週間が経っちゃってました。
守り人シリーズを10巻まで読み切ったり(外伝はまだ)、
新しい時間割にひいこらしたり、
新しいバイトが始ったりでばたばたしてたので時間経つのがすごく早く感じます。
面白そうな授業いっぱいあるし、出来るだけ身に出来たらいいなー。

ちなみに新しいバイト先は某夢と魔法の王国です。
土日・祝日に清掃員さんやることになります(`・ω・´)
今日は朝から夕方までオリエンテーリングで、来週は研修、
GW後半くらいから本勤務になるみたいです。がくがくぶるぶる…
楽しみ半分がくぶる半分って感じですね。
いい経験(及び体力作り)になったらいいな!





(寝れないついでにちょっとだべる/文章崩壊中)
(自分でも何言ってんだか全くわからない\(^o^)/)

相変わらずやってみたいことが色々ありすぎて、そろそろ分身の術が使いたいです\(^o^)/
本は読みたいし、興味あるものなら勉強もしたいし、スペイン語もせっかくだから頑張りたいし、
バイトも週2回じゃあちょっと心もとないから慣れてきたら増やしたいくらいだし…。
ちょっと優先順位って言葉を覚えようか私は!
行きたいところが多すぎてお金がいくらあってもたらないよ!
まずギリシア、インド、ペルー(マチュピチュ)、サハラ砂漠は絶っ対に行きたいし、
北欧とかドイツとかイタリア(ベネチア!)とかオーストラリアとかハワイとかその他諸々「行ってみたい」を挙げだしたらキリがないしな!沖縄と遠野も行きたいしくっそおおおお
そのほか色々、知らないところ見てみたいってのが強すぎるからいけない…だからピースボート乗ってみたいんねん…普通なら行かなかっただろう場所に行ってみたいねん…

サークル関連が落ち着いて、改めて落ち着いて情報収集を始めて、
3か月の行程のうち8割くらいは海上で現地で行動出来るのはほんの数日っていう、
分かってたはずの事実に今更「うっ…」ってなってる自分が非常にもどかしいです。
それってもしかしてもったいない?でももともと乗りたい!って思った発端が「自分だけじゃいけない場所見てみたい」だしなぁ、だったら行く価値あるよなあ、面白い経験になるだろうし、ていうかそんな自分で行こうと思えば何処にだって理論的には行けるわけじゃない…とかなんとか思考が全くまとまりません。
もどかしい。
口だけで言って終わりとか、思ってるだけとかなら簡単なんだよ…

ピースボート乗るよりもその資金使って、行きたいところ絞って、
心もとなくても自力で行った方がいいのかなーとかも最近は思ったりして全く考えがまとまりません。ぎゃあ。
一言で言うとあれです、パンクしかけてるっぽいです(×××


せっかく機会を作れるのなら色んなものが見てみたくて。
テレビの中だけの風景を自分の目で見てみたくて。
いっぱい色んな経験がしてみたくて…

そんな風景や経験を生かした面白い小説が書けるようになりたくて。
今の私には薄っぺらい偽物の物語しか書けなくて。
ひとつの物語世界を作れるような中身がまったくまだ無いわけで。

国際貢献とかNGONPOとか、興味はあっても何かが噛み合わない。
そんな立派な目的なんてなくて、本当にただ、行ける時に行きたいだけなのに。
なんでちょっとモヤモヤするんだろう。
なにこれ?罪悪感?

ぐるぐる空回り。
何がどうしたいの。うあーうあー。
悩みまくってたら答え出るかな…
最初の衝動が偽物だとは思わない。
怖がってるのか怯えてるのか。
この、何かする前に躊躇する癖、なんとかしたいなあ。
失敗するからやめとけ、って自分で自分に言ってる気がする。
自分で自分にブレーキかけてる。もったいない。というか腹立たしい。


結論

早く寝ろ。
 

 
昔、昔
ではないようです

いつかの明け方のことでした
もう誰も覚えていないほど
遠い昔の雲の上
人の生み出す言霊を
ばらばらに千切ったかみさまが
どうやらどうにも憂い顔

ついとその手を伸ばすや否や
人々の話す言葉から
誰かを傷つける言霊を
全て取り上げてしまったのです


彼女は私に問いました

「それでみんな幸せになったの?」


私は黙って微笑んで

「とても静かな世界になったよ」


そう言って、眠りにつきました

ある日の夢の話です

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