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I want to... Dream as if I'll live forever. Live as if I'll die today.
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なんでみんなそっとしておいてくれないんだろう。
旅の話をせがむのだろう。
言葉にしてしまったら、本当の思い出なんて消えてしまって、
旅の話をする自分の声しか、聞こえなくなってしまうじゃないか。


…みたいなことをスナフキンが作中のどこかで言っていた気がするんですが。

私は旅の話をするのが好きです。
まあ、一気に語るのは双方疲れるしあまり良いことないので出来れば避けたいですが、
お茶をしながらゆっくりゆっくり語るのは楽しいことです。
でも肝心なこと、というか、言葉に出来ないことはやはり沢山あって、
詩を書こうが紀行文を書こうが書けないものはやはりある訳で、
それが残っている限りは、何の問題も無いじゃあありませんか。ねえスナフキン。

ねえムーミン、なんて歌うより、ねえスナフキン、って聞きたいことの方が沢山ある。
でも彼は多分、そのほとんどに、答えてくれないだろうなあ





閑話休題。
というか、なんでこんなことを考えていたかのはなし。

昨日、湯船の中で、
これから本当に「日常」の中でやっていけるのかなぁ、
旅行が日常だった時の方が、自由で気楽で寂しさもなくて、良かったなあ、などど
郷愁にくれていたのですが。
そしたら、まあ、わかりやすく、その日の夜に、どこかへ旅に出ようとする夢を見ました。
スーツケースを引きずって、空港を、搭乗口へ向かっているのです。友人と。
でも、辿り着く前に、
私は何故か自分の部屋に舞い戻っていて、荷造りをやり直していました。
ぱんぱんのスーツケースから物を出して出して、
お気に入りのネックレスがカビて駄目になっているのに気づいて悲しくなって、
おしまい。

旅行を日常になんてするもんじゃないなと思いました。
それはいわば、本を読んでいたはずが、
いつの間にか、本の中の登場人物になっていた、ような、
それなのにまた本を読む側に戻ってきてしまったような。
今更、どんな顔をして暮らしていけばいいのか、空虚な寂しさが付き纏います。
人と合ってもあまり埋められない型の寂しさだからなのか、
対人関係、人と関わって生きていくことが、以前よりさらに苦手になった感があります。
正確に言うと、多分自分の傲慢レベルが5ぐらいアップしただけなんですが。
嫌な感じです。
でも、誤魔化し、ごまかし、こんな風に放り投げて、行くしかないんでしょうね。


旅のはなしをすることが好きです。
けれどもともと、はなしをすることは苦手なのです。
面白い物語をねだる子供のように、ぽかんと人の話を聞いている方が好きでした。
自分の話をしても仕方ないと思う悪い癖が付いちゃってるんですかね。
人を信用してないですね。やだなあ。

でも、そろそろ、はなしをする側にもなりたいなぁと、思っているのです。
旅のはなしを切っ掛けに、自分から人にもっと何かを話せるように、なれたら、
いいのになあ。


おしまい。
 
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